きんまめまめ

麹とお米を合わせて
甘酒みたいなものを造り、
ビールに加えるこのレシピ。

開業当初は糖化中に投入おりましたが、
現在、ドライホップ方式で、
この甘酒みたいなものをタンクに直接投入。

この手順により何が起こるかというと
日本酒の造り方と少し似ているのですが、
麹はお米のデンプンを分解し、
糖化してくれる。
その糖化液をビール酵母が発酵に使う。

と同時に、
麹がお米を糖化する際に発生させる「酵素」により、
ビール麦が糖化しきれなかったデンプンを、
さらに糖化してくれる。
こんなことが、
きっと起こっているのではなかろうかと
(憶測です)。

麹菌も酵素も(ほとんどの菌がそうですが)
熱を加えると死滅、
または死活してしまいます。

これを生きたままの状態で投入し
タンクで化学反応を起こさせる。
とてもおもろい。
ということで、お米も麹も、
そこから出たエキスも、
すべてをタンクに放り込んでみています!

以前のきんまめまめよりも、
お米の甘みが増して、私はとっても好き♡
しかし、このきんまめまめは
かなり好みがわかれます。
ワーストと誰かが書いていたのを見たことも。
でも、はまった人はNO1って言ってくれる人も。
好みというのは面白いですねー。

造るなら、尖ったビール。
まめまめびーるは柔らかい名前だけど、
特徴ばっしばしに出したい。
と思っています。

いぇい!

まさやでしたー。